みたろーのおんがくづくりかんきょう

DTM関連でついついぽちったものとか、作った曲のあれこれとかを、書き出してみるよ。OSは主にMac OS X。

抽象度の高い記録としての楽譜 / Sibelius First

一曲、楽譜を公開してみた*1ので、その記念と記録に。

Sibelius First を手にしたきっかけ

「手元に幾つか楽譜があって、それを読み取れたらな…Macで。」最初は、楽譜読み取りの方が優先度が高かった

Finale PrintMusicも候補に上がったけれど、以下の理由から却下し、Sibelius Firstを手にしてしまった

  • なぜかPrintMusicだけバージョンが低い(他は2012なのに、これだけ2011)
  • かといって、一つ上のとなると最上位になり、値段も跳ね上がる
  • Sibelius First独自の共有機能が面白そうだった

で、早速試用してみたのですが。「楽譜の読み取りは試用版ではできません」ということに気がついて、結局勢いで買ってしまった次第。

…読み取りは…期待しすぎたかな。Lite版だし。というわけで、しばらく放置。

本来の用途、楽譜作成に目を向けてみる

今回のきっかけになった曲は、元々自分が歌っていてそれを歌ってくださった方がいて、という経緯のある曲。

その曲のコメントに、

音楽ってみんなのものだと思っていますので、 この曲を聴いて、誰かが「僕も(私も)歌ってみようかな?」なんて思っていただけたら、幸せです♪

とありまして。「これは自由に歌ってもらえるようにしなければ。」と思い立ったわけです。 オケは公開していましたが、もっと自由に扱ってもらいたいなと。とはいえ、DAWのプロジェクトデータがあればいいかというと、同じDAW・プラグインを使用しているわけではないので、これまた自由じゃない。

じゃあ、せっかく持ってるSibelius Firstで楽譜起こしてみよう。そう思ったわけです。

DAW上のMIDIデータから…うまくいかない

一から起譜する気力はなかったので、MIDIデータから起こそうとしたのですが…いくつか問題が。

  • キースイッチを使用するタイプのプラグイン用のデータは、そもそも記譜に向いていない。

    今回は MUSIC LAB の Real Guitar が該当しますが、今回のデータは、Bass & Chord Mode で作っていたので、実音とデータで乖離がありました。 これについては、たまたま Real Guitar の機能として、実音をMIDIで出力する機能があったので、それを使用しました。が…

  • ノートオン・ノートオフの長さと記譜上の音価はかならずしも一致しない。

  • 発音タイミングを微調整しているノートが原因で採譜結果が乱れる。

    こればかりはどうしようもなく。

結局、以下の手順で移行しました。

  1. Real Guitar から実音MIDIデータを記録し、エクスポート。
  2. キーボードパートは、そのままMIDIデータをエクスポート。
  3. 歌パートは、ガイド用に打ち込んでたMIDIデータをエクスポート。
  4. 別プロジェクトを立ち上げ、上記MIDIデータをインポート。
  5. 記譜結果をイメージしつつ、MIDIデータを整形。
  6. 整形したMIDIデータをエクスポート。
  7. MIDIデータをひとつひとつ Sibelius Firstで開き、記譜先に張り付け。

でも、やっぱりどこかおかしい。

…いや、おかしいのは自分の方なんでしょうけれど。上記手順では、どこか読みにくい結果しかえられませんでした。

結局、読みにくい楽譜を一旦印刷して、最初から採譜し直しました。

ギター譜は…

ギター譜も起こしてみたかったのですが…単純にタブ譜にパッセージを貼付けただけではうまくいかないようで…というより、実際のギターで弾ける代物だったのかすら怪しい結末に。

というわけで、今回は断念。

結論:楽譜を先に起こした方がいい

あとで採譜するぐらいなら、先にやった方が断然楽。なはず。細かいところや、各種プラグインを差してやる作業は、楽譜として曲が固まってからMIDIでエクスポートして、他のDAWでやればいい話で。

それに、Sibelius First 単体ならMacBook Pro単体で作業できる*2し。 その楽器で演奏できない音域もわかるように提示してくれるようだし。

というわけで、次は、先に楽譜を起こす手順でやってみようと思っている。

*1:http://musictrack.jp/musics/57209

*2:各種インストゥルメント・プラグイン用のサンプリングデータ等は外部ディスクにおいているので、その場所でないと作業できない。